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解説
このキットは、ファンタムクラブさんのタココン7というコンペに参加させていただきました。
上の写真より、明るめのライティングにて撮影した写真を投稿させていただきましたので、そちらの方が若干見やすいかと思われます。
よろしければ、そちらもご覧くださると幸いです。

ボトムズOVA「ビッグバトル」に登場した、ベルゼルガイミテイトに着想を得、マーシィドッグを改造したベルゼルガを作製しました。

・脳内設定
パイロットは、以前作製したバトリング用スコープドッグと同一人物です。
強敵にスコープドッグがボコボコにされたため、手に入れたベルゼルガのジャンクパーツを使って改造。(はたして、ベルゼルガがジャンクで手に入るのでしょうか・・・?)
その敵を追って戦場におもむくために、ミッションパックには戦場用の様々なアイテムが取り付けてあります。

カノン砲は、弾丸は徹甲弾で、標的に撃ちこみ内部から爆発させる強力な武器です。
並みのATならイチコロという一撃必殺の破壊力、かも・・・。
ローラーダッシュしながら撃つと、すっころびそうな雰囲気ですが・・・。

ふくらはぎに付いているスラスターは、マーシィドッグのままですが、この機体ではローラーダッシュ時に加速度を得るために使用するブースターということにしています。
けっして削り落とすのが面倒だったわけではありません(たぶん・・・)。

・デザインのモトネタ
各部、ル・シャッコ専用ベルゼルガ、青の騎士のベルゼルガBTS、ベルゼルガイミテイトなどの意匠を取り入れてデザインしてあります。
折り畳み式10サンチ加農砲ことフォールディングガンはバーグラリードッグを参考にしました。
パイルバンカーシールドは、何を参考にしたというわけではありませんが、オーソドックスなデザインのパイルバンカーを角ばった感じで仕上げてあります。

・ミッションパックの仕様
ミッションパック(バックパック)はバラバラに分割することが出来、カノン砲を取り付けた戦場モードと、通常のバトリングモードを表現することができる仕様となっています。

・改造ポイント
各関節をボールジョイントおよびポリキャップ接続に変更。
上腕部を2mm短くし、股関節を2mm下げて取り付けてあります。
また、スコープに3mmの穴を開け、レンズはジャンクのクリアパーツをはめ込んでいます。
弾丸ベルトの黄色いラインは、1mm幅で切り出したモデラーズのマスキングテープです。

・塗装
基本的にMAX塗りです。
青と白の部分には基本塗装後にエアブラシで退色表現がしてあります。
これは、対応した色(右表参照)を、最小噴霧量で吹き付けました。
ランダムにポチポチと色を置いていく感じです。
アサルトライフル、カノン砲などは、エナメルのクロームシルバーでドライブラシをしてあります。
カラーレシピ
下地:ミッドナイトブルー(AC)
上:フラットブルー(TA)+パープル少量(AC)
退色表現:上記青に白を1:1で混合
下地:つや消し白+ネービーブルー=1:1(AC)
上:つや消し白+ネービーブルー少量(AC)
退色表現:つや消し白
ブライトシルバー(GC)
ガンメタル(GC)
スーパーゴールド(MC)
・MC:Mr..カラー ・AC:水性ホビーカラー
・GC:ガイアカラー ・TA:タミヤアクリル
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製作日記
その1 脚部改造
脚部の可動範囲拡大、および保持力強化のため、関節部を改造しました。
WAVEのボールジョイント5mm、同プラサポ5mm、余り物のポリキャップなどを使用しています。
現物あわせで作っていきましたので、詳細な説明はしかねると言いますか、したくてもできないと言いますか・・・。

また、重りとしていかほどの効果があるかどうか不確かなのですが、足にボルトにナットを通したのを入れてみました。
ポリパテの海に沈めてやります。

これで、上半身が重くなっても、重みでころんでしまうことがなくなる可能性が高くなります。
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その2 パイルバンカーとターンピック
今回のベルゼルガには、ターンピックやパイルバンカーなど、
「先の尖った棒」
が必要な箇所がいくつかあります。
と言っても、3つ程度ですが・・・。

手ごろなジャンクパーツが見つからない場合は、こんな方法をとります。
プラ棒を鉛筆けずりで、コリコリ。
ピンバイスでプラ棒をはさむと、なお楽チン。

この後、サンドペーパーで整えると真ん中の写真のようになります。

下の写真は足の裏です。
上記の方法で作製したターンピックをとりつけてあります。
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その3 パーツの分割
ヒジのプリン状の凸部を切断する時には、プラ板を一枚はさむとキズもつかず真っ直ぐ切れて便利なんですよね。(写真上)

マスキングをしたくないので、胴体を2分割。(写真下)
疲れた、のひと言。
1時間以上もかけ、エッチングノコを2枚ほどひん曲げるくらいでしたら、マスキングして塗装した方が楽チンでしたでしょうね。

分割するんでしたら、接着前にするべきでした。
それと、縦目に分割するんじゃなくて、横目で分割するべきでした。
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その4 リベットの取り付け
ボルトとかナットとかリベットとか言う類のものをつけてみました。

使用したのは、MODELKASTENというところのボルトアンドナットセットです。
コトブキヤの小型リベットや連邦ブリーフィングセットについていたのも使ってます。

ランナーについているボルトを切り離し、ナイフの先でちょんと刺し、流し込みセメントで接着しました。
これが、なかなか面白いんですよ。
クセになるって言いますか、やめられないとまらないって言いますか、そんな感じです。
「面倒くさい、面倒くさい」
と思いつつ、気がつけば、
「これでもか」
というくらいにいっぱいつけました。

可動モデルにこんなんつけても、完成後にポロポロとれそう・・・、ですよね。
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その5 弾丸ベルト
ミッションパック(バックパック)のカノン砲に装着する弾丸ベルトを作りました。
実際問題として、カノン砲に弾丸ベルトで装弾するのかどうかはわかりませんが、見栄え重視でいきます。
弾丸がむき出しの方が、ロマンを感じませんか?
男のロマン、です・・・。

写真1。
弾丸部は2mmプラ棒を、薬きょう部は3mmプラパイプを使用することにしました。
切り出した長さは、プラ棒が15mm、プラパイプが8mmです。
先に鉛筆削りなどで、弾丸尖端、薬きょう部の端を斜めに加工してあります。

切り出す時は、ひと回り大きいプラパイプを望みの長さに切っておいたものをゲージとして使用することで、ほぼ同じ長さに切り出すことができました。
思っていたより短く切っちゃった、ってことは、まずありませんでした。
長めに切り出してしまった時は、ヤスリ等で調節しました。

予定数を切り出したら弾丸と薬きょうを接着しました。

写真2。
接着が乾いたら、薬きょう部に0.5mm径の穴を2本開けます。
なんせ、数が多く、全ての弾丸の同じ位置に穴を開けるのは難しいですので、写真の様な器具を作製して穴を開けました。
それでも、まったく同じ位置に穴が開くわけではありませんでして、精度という観点からすれば、たいした治具ではないのです。

写真3。
そんなこんなで、作りも作ったり25個。
これを、0.3mmの真ちゅう線に通していきます。
穴の位置がなるべく同じようなものを選んで通していき、ズレを少なく見せています。

写真4。
ミッションパックに取り付けるとこんな感じです。
写真上段の射撃状態でしたら、難なくキマります。
写真下段の収納状態ですと、フレキシブルさがないのでつなぐことができません。
まぁ、カノン砲収納時は弾丸ベルトもマガジンに収納される、ということで・・・。
テキトー。

ちなみに、これは、徹甲弾です。
誰が何と言おうと徹甲弾です。
榴弾の方が威力があるとか言われても徹甲弾です・・・。
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その6 本体完成
白いパーツはプラ板での工作。
アサルトライフルは、ヘビーマシンガンを基にして改造しました。
カノン砲は、MGシャアザク1.0に付属のマゼラトップ砲を基に、プラ板やプラ棒で工作しました。

バックパックには、ジャンクパーツでアサルトライフルのマガジンを取り付けてみました。

ターボカスタムのサンサ戦仕様みたいに、鎖もじゃらじゃら付けました。
使用したのは、MGガンダムのガンダムハンマーの鎖です。
ミリタリーモデル用のチェーンを買ってきた方が良かったかもしれませんね。

バックパックの弾倉には塗装後、タミヤの1/35連合軍車両アクセサリーセットから、シートやらバッグやらを取り付ける予定です。

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その7 パイロットフィギュアの作製
写真1。
まずは、キットに付属のフィギュアを、バッファローマンの頭突きを喰らったミートくんのようにバラバラにしてしまいます。
いらない部分を削り落とし、真ちゅう線で接続部を補強しました。
ちなみに頭部はスコープドッグのキリコの立ちフィギュアのものです。

写真2。
まず、髪の毛、と胸をエポパテで作製。
あい変らず巨乳であります。

一日置いて、ヤスリがけをした後、バイザーと服を同じくエポパテで形作りました。
胸は、服も一括して造形するより、まず、乳房を作ってから服をかぶせていった方がよさそうです。

写真3。
塗装前の完成写真。
ちょっと撮影のタイミングが悪いのですが、この後、肩幅の微調整、シャツのシワ、耳あてなどをエポパテで作製しました。

写真4。
肌色はエアブラシで塗装しました。
下地に蛍光ピンクを塗装してみたんですが、発色が良くなりすぎて困りました。
肌色をけっこう厚めに塗装してごまかしてあります。
髪、シャツ、ズボンはエナメルカラーでブレンディング塗装にて仕上げました。

スコープドッグのパイロットフィギュアは、コックピットに収まるようにするためか、微妙にプロポーションバランスが狂ってるんですよ。
それをもとに改造したわけですから、どこかが微妙におかしい。
手が長かったり、足が短かったり、肩幅が妙に広かったり、です。
でも、これ以上バランス調整しようとすると、どれほどの時間が必要になるかまったくわかりませんので、適当なところで妥協してあります。
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その8 ウェザリング塗装
写真上。
本体の基本塗装を終え、汚し塗装に入りました。

今までは、エッジ部などにチッピングをする際、うまくランダム性が出せなかったものです。
そこで、今回、ふと思いついた方法を試してみました。

塗料のビンのフチなどである程度塗料を落とした筆の横っ腹を、スススっとかる〜くエッジにこすりつけます。
線の長さも太さもけっこうランダムになったりします。
そのついた線の適当な部分を、通常のチッピングの要領で太くしていきます。
という方法です。
みんなすでにやってる方法だったりして。
そこにやっとたどり着いて、ひとりで悦に入っているだけだったりして。

この方法でチッピングをしていくと、けっこうクセになってしまい、気づいてみたらやりすぎていた、なんて箇所もちらほらあるんですよ・・・。

写真下。
写真の左に写っているウェザリングマスターはいつもの通り使っています。
ほか、先日、画材屋さんを覘いてウェザリングに使えそうな材料を適当に買ってきました。

写真右の水彩色鉛筆。
スミ入れや雨だれ、サビだれの一部に使ってみました。
スミ入れは当然、深いミゾは塗れませんでした。
雨だれ、サビだれは、まぁこんなもんだろうという感じで描けました。
失敗した時は、水で落とせますが、ある程度はあとが残ります。
使い様によっては、かなり役に立つ道具かもしれません。

写真真ん中のアクリルガッシュ。
ネットを調べてみましたところ、プラモデルの塗装に使えるとのこと。
基本塗装からウェザリングまで、全部コレでやってしまう方もいらっしゃるらしいです。
今回は実験で、部分的にウォッシングに使ってみました。

アクリルガッシュを水で溶いたものを使ってウォッシング。
・水性カラー、アクリルカラーの上には出来るが、かわいた後に落とせないので一発勝負。キツイ。
・ラッカー系のシルバー、ガンメタルにははじかれました。使えません。
基本塗装が光沢かつや消しかとか、割る溶剤とか、濃度の濃い薄いとかによっても違うと思いますので、この結果はあまりアテにはしないでください。

道具なんてものは、使う人の発想しだいで、役に立ったり立たなかったり。
ですが、役に立たせられる発想が浮かばないボクなのです・・・。
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